「波佐見と大村藩の歴史文化」 戦国時代の日本にキリスト教が伝来し、永禄6年(1563年)大村藩主・大村純忠が家臣とともにキリスト教の洗礼を受け、日本最初のキリシタン大名となりました。そして長崎を国際貿易港として開港しました。純忠の影響を受けた波佐見でもキリスト教が広まり、ローマ教皇に謁見した天正遣欧少年使節の1人原マルチノを生みました。その後、純忠の息子・大村喜前が大村軍を率いて、豊臣秀吉の朝鮮出兵(1592~1598)に出陣。朝鮮李朝の陶工を連れ帰り、波佐見で初めて磁器が焼かれました。江戸時代、大村喜前は初代大村藩主となり、波佐見の窯業は代表的な産業として大村藩を支え、最初は青磁を焼き、やがて17世紀後半から庶民向け「くらわんか手」の焼き物を大量生産しました。また、波佐見では19世紀に入って、しょうゆや酒を容れる「コンプラ瓶」も生産し、長崎出島からオランダへ輸出しました。
- 期 間
- 11月3日(水・祝)〜7日(日)
- 時 間
- 9:00〜17:00
- 場 所
- 波佐見町歴史文化交流館《町民ギャラリー》
- 住 所
- 長崎県東彼杵郡波佐見町湯無田郷1010-1
- 駐車場
- 有 17台
- TEL
- 0956-85-5032